仮入会フロー × CV計測 整理 v3

2026/07/31のリリース後、実測で確定した内容に更新した現況版

更新 2026/08/10
初版 2026/07/29(リリース前のたたき台)
リリース 2026/07/31
v2(7/29)からの主な変更点
  • リリース前に「確認する」としていた6項目はすべて実測で確定したため、結果に置き換え
  • 媒体CVは「SMS認証完了+仮入会後のSMS認証完了」に張り替え済み(Meta・Yahoo・Googleとも発火確認済み)
  • 広告経由の実入会は、「広告経由入会者リスト」の入会ステータス列で追えるようになった(8/7〜)
  • 仮入会 → SMS認証(実入会)への移行率は、初動で約45%という実測値が出た
用語の定義
本登録(=実入会) 電話番号認証(SMS認証)まで完了した状態。運営共有資料の用語メモの定義。
リストで数える場合は 「本入会済み(仮入会経由あり)」+「本入会済み(仮入会経由なし)」 の合計
仮入会 SMS認証をせずに利用を開始した状態。実入会ではない。最大72時間で期限切れ
アカウント作成完了 メアド+パスワードの設定完了時に発火するイベント。全ルート共通の入り口であって実入会ではない
利用開始 基本情報(アイコン・ニックネーム等)の設定まで終えた状態。本登録の条件には含まれない(Bルートのみ発生)。計測点なし
実測で確定 チームで合意済み 継続観察・未確定

1登録の画面フロー

登録ウィザードは3ステップ。入り口(メールアドレス)は全ルート共通で、ステップ②の中で分岐します。

ステップ①
アカウント作成
メアド入力 → パスワード設定 →
「アカウントを作成する」で作成完了
ステップ②
会員種別の選択
新入生は進み方(A/B)も選ぶ
B・応援・こどもはここでSMS認証
ステップ③
基本情報設定
仮入会(A)はここを通らずに
利用開始する

※新入生会員を選ぶと「どちらの新入生会員で始めますか?」のモーダルが開き、A「今すぐ仮入会する」(おすすめ表示)/B「しっかり体験してみる→電話番号を登録する」を選択。 モーダルには「あとから電話番号認証すれば、合計30日間無料で使えます」「どちらを選んでも、30日間は無料で利用できます」と明記。

A:今すぐ仮入会する
SMS認証をスキップして利用開始 基本情報設定も通らない。72時間は閲覧中心
あとから電話番号認証 72時間以内 → 登録日から30日
72時間超 → 認証時点から27日
本登録(新入生)=実入会 SMS認証の完了時点で本登録
リスト上は「本入会済み(仮入会経由あり)」
B:しっかり体験してみる
ステップ②内でSMS認証 ホームへ進む前に済ませる
(=仮入会にはならない)
本登録(新入生30日)=実入会 SMS認証の完了時点で本登録
リスト上は「本入会済み(仮入会経由なし)」
ステップ③ 基本情報設定 → 利用開始 アイコン・ニックネーム等の設定。本登録の後の工程で計測点はない
応援会員・こども会員
ステップ②内でSMS認証 課金・本人確認のため必須
仮入会フローは通らない
各会員として利用開始
実測(8/7 コトさん共有) 仮入会した人のうち、SMS認証まで進むのは約45%(初動値)。広告で10人の仮入会が発生したら、実入会は5人弱と見て数字を読む。 仮入会の導入で登録者数自体は増えたが「圧倒的ではない」。SMS認証を通過した層の応援会員への移行率(従来25〜30%)が上がる可能性はあり、LTVへの影響は無料期間30日を超えないと判断できない

2イベントの発火順(実測で確定)

「アカウント作成完了」はメアド+PWの設定完了時に発火します。旧フローでは登録の最後=実入会の時点でしたが、リリース後はA・Bともステップ①=登録の入り口に変わりました。

【参考】旧フロー(〜7/30)
1 SMSコード送信 認証コード発行 発火 ※旧・媒体CV「SMS認証ボタン押下」はここ
2 SMS認証完了 SMS認証完了 発火
3 メアド+PW設定 = 実入会 アカウント作成完了 発火 ★
A:仮入会ルート
1 仮入会作成(メアド+PW確定) アカウント作成完了 発火 ★ ※実入会ではなく「お試しの入り口」で発火。この時点で広告経由入会者リストに行が追加される
↓ (最大72時間の仮入会期間)
2 SMSコード送信 認証コード発行 発火
3 SMS認証完了 = 本登録=実入会 仮入会後のSMS認証完了 発火 ◎媒体CV ※仮入会時・本入会時で分かれて発火することを確認済み
B・応援・こども
1 ステップ① メアド → PW →「アカウントを作成する」 アカウント作成完了 発火 ★ Aと同じタイミング・同じイベントのため、ここでは仮/本を区別できない
2 SMSコード送信 → SMS認証完了(ステップ②内) SMS認証完了 発火 ◎媒体CV ここが本登録=実入会
3 ステップ③ 基本情報設定 → 利用開始 イベントの発火なし。本登録の後の工程なので実入会の計測には影響しない
ここが一番の注意点 「アカウント作成完了」は旧フローでは実入会の完了でしたが、現在はA・Bとも登録の入り口で発火し、両者を区別できません。 同じイベント名のまま意味が「実入会 → 入り口の数」に変わっているため、単体をKPIや媒体CVに使うと実入会と大きくズレます。実入会はSMS認証側で見ます。

3実入会をどこで見るか(3つのデータソース)

目的によって見る場所が違います。数字が合わないときは、まずどのソースを見ているかを確認してください。

見たいもの見る場所補足
実入会の総数 サインアップイベントのパス
右端の合算列(AG列)
「SMS認証完了」+「仮入会後のSMS認証完了」の合算。よしはるさんが8/2に数式で追加・検収済み
媒体別の実入会 広告経由入会者リスト
入会ステータス列
かずのぶさんが8/7に追加。1日ごと更新。仮入会後のSMS認証は媒体側で経路が取れないため、媒体別を追うときはここが基準
媒体の管理画面上のCV Google / Meta / Yahoo 各管理画面 「SMS認証完了+仮入会後のSMS認証完了」に張り替え済み。入札の最適化はこの数値で回っている
入会ステータスの4区分(広告経由入会者リスト)
・本入会済み(仮入会経由あり) ・本入会済み(仮入会経由なし) ・仮入会中 ・仮入会期限切れ(未認証)
実入会 = 上の2つの合計(この定義でチーム内の認識を揃えている)
実入会(=本登録)の判定
「SMS認証完了」(本入会時)+「仮入会後のSMS認証完了」
「アカウント作成完了」はA・Bとも入り口で発火するため、実入会の判定には使わない。A・Bどちらも同じ考え方で数えられる
媒体CV(Google / Meta / Yahoo に返す成果)
SMS認証完了 + 仮入会後のSMS認証完了
7/31リリース時に張り替え済み(旧:SMS認証ボタン押下=認証コード発行)。Meta・Yahoo・Googleとも発火を確認済み。
副作用:CV地点が後ろにずれたため、8月は自動入札の学習がリセットされている(CPC上昇・表示回数減)。数字の悪化を需要減と誤読しないこと
広告との紐づけ(リファラル/UTM)
仮入会後のSMS認証には、広告の経路情報が引き継がれない
仮入会の「アカウント作成完了」にリファラルパラメータが付かず、後日のSMS認証時にも経路が残らないため。
この穴を埋めるために、広告経由入会者リストに入会ステータス列を追加した(8/7〜)。媒体別の実入会はリスト側で追う
UTM × データドリブンへの移行(進行中)
STEP1 全媒体でUTM付与 → STEP2 集計の検証(現在地) → STEP3 移行
ページパス+クエリ文字列では後追いCVが集計されないため、UTMパラメータに統一して集計する方針。媒体をまたいだ重複はアトリビューションモデル「データドリブン」で分配する(アトリビューションウィンドウ90日)。
STEP2は目安1ヶ月ほどの検証期間。ぼうさんが8/4にDGのUTMを差し替え済み
【スコープ外】基本情報設定(利用開始)での離脱
Bルートのみ発生。計測点がないため人数は把握できない
本登録の後の工程なので実入会の数え方には影響しない。広告の成果ではなく登録体験の指標のため、必要になった時点で計測追加を相談する

4リリース後に確認したこと(v2の宿題6件の結果)

7/29版で「リリース後に実測で確認する」としていた項目の結果です。オレンジは継続観察中

  1. 「作成完了」がA・Bともステップ①で発火しているか → 発火を確認 仮入会が成立した時点で広告経由入会者リストに行が追加されることからも裏付けられた。指標の組み立ての見直しは不要。
  2. Bルートで基本情報設定の前に離脱した人のステータス → 判別可能に 「本入会済み(仮入会経由なし)」として扱われる。用語定義(本登録=電話番号認証完了)とシステムの実装が一致していることを確認。
  3. SMS認証系が仮入会時・本入会時それぞれで発火しているか → 両方の発火を確認 この2つを合算する形で媒体CVを設定し、Meta・Yahoo・Googleすべてで発火を確認済み。
  4. 広告のリファラル/UTMがどこまで引き継がれるか → 仮入会後のSMS認証では引き継がれない そのため広告経由入会者リストに入会ステータス列を追加(かずのぶさん 8/7)。あわせてUTM×データドリブンへの移行を進行中(STEP2)。
  5. 仮入会 → 本登録のラグとCPOの見え方 → 移行率は初動で約45%(継続観察) 当面は「仮入会の5割弱が実入会」として数字を読む。ただし応援会員への移行率とLTVへの影響は、無料期間30日を超えないと判断できないため、9月上旬に再検証する。
  6. 媒体CVをどのイベントに張り替えるか → 7/31リリース時に張り替え済み 「SMS認証完了+仮入会後のSMS認証完了」。旧CV(SMS認証ボタン押下)からの変更により、8月は自動入札の再学習が発生している。

5いま数字を見るときの注意

8月は仕組みの切り替え直後のため、素直に読むと判断を誤ります。

起きていること数字への影響と読み方
CV地点が後ろにずれた 実入会の計上が最大72時間遅れる。月初・週初はCPOが実態より高く見える
自動入札の学習リセット CV地点の変更で再学習中。CPC上昇・表示回数減・IS損失の悪化が確認されている。需要減ではなく一時的な乱れとして見る
実入会の母数が減る 仮入会の約55%はSMS認証に至らない。旧フローの数字とそのまま比較できない
LTVが未確定 SMS認証を通過した層は応援会員への移行率が上がる可能性がある。CPO 7,500円の基準も暫定の前提に立っている
再検証の目安 9月上旬。無料期間30日を超えた層のデータが揃った時点で、移行率45%とCPO基準を見直す。